
梅雨の養生ツボ ~梅雨のだるさは「湿邪」が原因~
2016.06.22
皆さまこんにちは!
美容鍼灸Haricoです。
都内はいい感じに雨が降っています。
梅雨の時期は気持ちが晴れないばかりか、どうも身体がだる重く
感じる方が多いと思います。
特に足元のむくみと、寒いわけじゃないのに妙な冷えが感じられます。
この時期を東洋医学では「湿邪」(しつじゃ)と呼びます。
この「湿邪」は流れが悪く停滞する性質があり、とくに身体の下のほうで
留まる傾向にあります。
これらが足のむくみや冷えの原因となります。
余計な水分が「湿邪」として足元にたまっているのです。
目次
脾に影響を及ぼす湿邪
湿邪は主に梅雨の時期に悪さをするといわれています。
東洋医学ではこの時期に最も影響を受けやすい臓腑は「脾」と考えられています。
東洋医学の脾は消化吸収や統血作用、気(エネルギー)を流す運化作用
などが主な働きです。
「脾」のバランスが崩れると消化不良、浮腫(むくみ)下痢、月経痛や月経過多などの症状が出やすくなります。
本日は「脾」の症状に効くツボをご紹介します。
陰陵泉と三陰交
陰陵泉いんりょうせん
膝の内側。
膝小僧のやや下のあたりを手のひらでかぶせて親指が当たるところをぐっと押してみましょう。
鈍痛が感じられるところが陰陵泉です。
三陰交さんいんこう
内側くるぶしから指3~4本分のところにあるツボです。
この2つのツボに限らず「あ、ここだ」と感じるポイントがあると思います。
そこで大丈夫です(^^)
この2つのツボは「脾」の経絡(エネルギーチャート)に属しています。
このツボをぐりぐりと刺激を与えるだけではなく
冷やさないようにするのが肝心です。
特に三陰交は婦人科系のツボですので、冷やしてしまうと
月経痛や月経不順などの問題が起きる可能性があります。
靴下をはくのが暑いようでしたら薄手のレッグウォーマーや
古くなった靴下の指の部分をカットしたものをご自宅ではく
ようにしてみてください。
一番いいのはこれらのツボにお灸をすえることですが
以前ご紹介したペットボトル温灸が手軽に試せていいかもしれません。
脾は肌肉を整える・養う働きも同時にしているので
美肌にも効果が期待できるんですよ♥
湿邪はねっとりとまとわりつく性質があります。
まとわりつかれる前にしっかりと養生して
これから本格的に暑くなる季節に備えて体調を
整えておきましょう!♥(^o^)♥
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